ここ最近夏といえば呼吸困難と絶叫を余儀なくされ続けたトップシークレットの刊行を心待ちにしていた訳ですが、遂に完結してしまったので、これから夏もちょっと味気なくなるなぁなんて思ったのも束の間、スピンオフが間をあけず刊行されるなんてー!!!ありがとうありがとう!!!しかも清水先生のサイン会だとおおお発売日午前休じゃないかあああ!!!…当日予定が入ってた…orzorzorzそんな絶望を乗り越えて、発売日には買ったものの疲労で朦朧としたまま読む勇気もなく、休みまで耐えた上で心して読んだ。
正直、気になる薪さんの過去編といえども、本編が終わった今、本編程期待はしていなかったのだけど……薪さんは薪さんで薪さんでした……………(死亡)。すみません、もうこのシリーズの感想になると毎回「薪さん」と叫び声しか出てこないんですけど、スピンオフだろうがなんだろうが、変わりませんでした。もう読んでくれとしか言えません。ひとつひとつ挙げていったらきりがないんです。細かい所ひとつひとつに「うぬう」「ぐああ」「んがあ」「うああ」とか言うしか無いんです。「例えばどこだよ!」と言われるかもしれませんが、箇条書きで挙げた所でそれだけだと只の萌えポイントみたいに見えてしまいそうで、むしろ「よくわかんないけど心を鷲掴みにされる衝動ポイント」みたいなものなので、この精神のグラつきをどうにもお伝え出来かねるのです…。少しでも言葉にしたいのですが、言葉に出そうとするとやっぱりうめき声にしかならないのです……。
しかし一つ大きくネタバレするとすれば、あのDNAはあのガタイにはならなそうなんだけどどうなのと思ったのだけ、ちょっとしたひっかかり。
清水先生は新シリーズがはじまったらしいので、これで本当にトップシークレットは一区切りですかね。ありがとう薪さん。「この人の為なら死ねる」とこんなにリアルに思わせられるある意味での魔性を体験できる奇跡。
- 感想投稿日 : 2013年9月1日
- 読了日 : 2013年9月1日
- 本棚登録日 : 1970年1月1日
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