ハムレット
(和書)2009年03月06日 19:11
1993 新潮社 シェイクスピア, 福田 恆存
狂気を織りなす諸関係が見所なのかなって思いました。佯狂なのか狂気なのかその境目を現実原則・快感原則により辿っていくことができる。その諸関係が作用することによってハムレットが狂気・佯狂に重複していくところが面白いです。狂気とは何か?こういった狂気もあるだろうと思う。その線引きは誰が行うのだろうか?
宗教の批判(マルクス)を思い浮かべる。
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- 感想投稿日 : 2020年9月25日
- 読了日 : 2009年3月6日
- 本棚登録日 : 2020年9月25日
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