「甘くない食べ物に比べ、甘い食べ物のどれぐらいが世界のゴミ箱行きになるかと考えてみたら面白いかもしれない。」
甘い食べ物、iphone、薬などなど、なぜ依存してしまうのかについて書かれている。著者も、アルコール依存症だ。
何かに依存することは、自分に無縁だと思っている人も多いだろう。しかし、本当にそうであろうか。依存とは何か。自分でそれから離れられないものだけであろうか。時計を集めるのは依存症か、勉強したくてたまらないのは依存症か。いいことに傾向するのは、依存症ではないのか。
大切なのは、たとえ何かに夢中になっても、それを自分が受け入れられることだ。誰かに迷惑をかけているかもしれない、それが自分の大切な人なら、その夢中を断ち切る勇気が求められる。
読書状況:読み終わった
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文化
- 感想投稿日 : 2014年11月16日
- 読了日 : 2014年11月16日
- 本棚登録日 : 2014年11月16日
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