楽しいことを積極的にみつけていくのでもなく、たとえここに何もなかろうがお構いなくただ愉しく生きていけばいいじゃないっていう江國さんの考えがしみわたってきて良かった 楽ちんな気持ち、自分のからだが細い糸になってはらはらほどけていく感じがした
ここが好き
「ここに帰ることができたら。
麻子は思い、同時にそれが滑稽な思いつきであることを理解する。ここなどどこにも存在しないのだ。いま目の前にいる人たちは、自分も含めてみんなすでに他の場所に属している」
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- 感想投稿日 : 2019年12月20日
- 読了日 : 2019年12月20日
- 本棚登録日 : 2019年12月7日
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