期待の林作品である。
複数の事件が収束していくさまは小気味よいし、全体的にはよくできた物語だろうと思うのだが、SFっぽくはないし、登場人物が多くてやたら読みづらい。
人類の進化を・・DNA・・・ってなイメージで読み進めると、単なるアクション物語じゃないの?って肩透かしを食らう。
林作品、いいと思うんだけれどもうひとつ乗り切れない。次に期待しよう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2011年12月31日
- 読了日 : 2011年12月31日
- 本棚登録日 : 2011年12月31日
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