とある空家の片隅で
誰の目にも触れずひっそりと息を潜めていた一枚の絵画。
描かれているのは、心臓を貫かれ絶命しかけている騎士。
自画像を生業として生きてきた絵描きは
まるでこの絵に導かれる様にここへやってきた。
今は亡き画家が時を超越して伝えたかった事とは?
あらゆる所に点在する腹の読めぬ人々、不可解な出来事、
絵描きの後ろに張り付く消えない影の様な過去。
それら全てをせっせと結べば、恐らく最後に現れるであろう巨大な絵画を眺めるのが今から楽しみでしょうがない。
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- 感想投稿日 : 2018年6月30日
- 読了日 : 2018年6月30日
- 本棚登録日 : 2018年6月30日
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