自称「貴族」で趣味は「探偵」という謎の男が、
コネと召使いを駆使して事件を解決!
斬新かつ精緻なトリックと過去に例のない強烈なキャラクターが融合した、
奇跡の本格ミステリ集。
(amazon内容紹介)
単刀直入に言うなら、麻耶雄嵩の他の小説を読んだほうが良い。
メルカトルシリーズとか。
月9のドラマになったらしいけれども、
正直なぜこの小説をドラマ化したのかも良くわからない。
設定は奇抜だけれども筆者のしっかりとした文体と、
内容に合ってなさすぎて、
貴族探偵の「推理しない」という設定が全く必要ないものに感じて仕方ない。
これが「謎解きはディナーの後で」位の軽快さだったら面白かったかもしれないと感じた。
ただ内容に関しては麻耶雄嵩!という色が短編ながらしっかり。
「こうもり」が、おお、と嬉しい出来だったので☆2
しかしドラマを見ていないので何とも言えないけれども、
これを機にミステリへ!というにはちょっと読みにくい気もします。
個人的に、位置づけのわからない一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年7月15日
- 読了日 : 2017年7月15日
- 本棚登録日 : 2017年7月15日
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