ピーター・リンチの株の法則---90秒で説明できない会社には手を出すな

  • ダイヤモンド社 (2015年2月27日発売)
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ピーターリンチの株の法則
子どもと十分に時間の取れない働き方は間違っている。死ぬ間際にもっとオフィスで働いておけばよかったと思うことはない。
引退の際に、いろんな話を持ちかけられたが断った。運用するからには自分で銘柄を選び、市場を上回らないと気が済まないたち。
新聞を見ると悲観的な気分になる。それが強まる時こそ買い場。
寿命が伸びたことで引退後も20年はインフレに負けないくらいのリターンで購買力を維持する必要がでてきている。つまり、60歳で債券100%は間違っている。
前年のリターンが一位だったマネージャーはごく限られた銘柄にベットし、たまたまその銘柄が急騰しただけかもしれない。
転換社債は普通社債との利回り差が縮小したときが狙い目。転換できるオプションのプレミアムが低い。
会社でトイレに行く時はできるだけ人目につかないよえに行った。世間話を避けるため。6:45には会社に着いて情報の整理。
フィデリティでは運用者が銘柄に対する責任を負う。これは珍しいこと。アナリストに責任を負わせるのは運用者としては楽ができてしまう。アナリストからすると危険を冒さないよう無難な銘柄ばかり推奨することになりかねない。
アナリストにはおすすめの会社を90秒で説明させていた。あえてプレゼンに対する感想や意見を言わない場にしていた。プレゼンスキルのない口下手な人こそ調査力が高いケースが多いため。
自分の背後にいる人が自分の仕事ぶりをどう思ってるか気にかかるなら、その人はもうプロフェッショナルではない。上司の後知恵による批判も免れたのも大きい。

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感想投稿日 : 2023年12月21日
読了日 : 2023年12月21日
本棚登録日 : 2023年2月4日

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