春雷

著者 :
  • 祥伝社 (2015年3月11日発売)
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本棚登録 : 250
感想 : 30
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・世のため人のために尽くした者は、それだけで満足するしかない。この世で、ひとに褒められ栄耀栄華を誇るのは、さようなものを欲してあがいた者だけだ。ひとに褒めれれるよりも尽くすことを選んだ者には、何も回ってこぬ。望んでおらぬものは、手に入らぬということだ
・ひとは他人を語るとき、おのれを語るもののようだ
・世の中には忠義の皮をかぶった不忠の臣がまことに多い
・人は善人にも悪人にもなりきれぬものだ
・おぬしの正義はおのれの正しさを言い立て、ひとを謗り、糺すものだ。何も作ろうとはせぬ
・この世は罪のない者ほどひどい目にあうのだ
・「風 蕭々と易水寒し 壮士ひとたび去って復た還らず」中国、戦国時代の刺客である荊軻が詠じた詩句
☆守るもののために権力を恐れず信念を貫く男の物語

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年11月4日
読了日 : 2015年9月20日
本棚登録日 : 2018年11月4日

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