羅生門・鼻・芋粥 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2007年6月23日発売)
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本棚登録 : 2401
感想 : 109
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羅生門の下人も、鼻の内供も、内供を笑う者たちも、煙管の斉広も、芋粥の五位も、ただの物語の登場人物ではなく、私達人間そのものである。
人間の孤独さ、侘びしさ、なんのために生きているのか…というものを鋭くシニカルに描いていて面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月11日
読了日 : 2021年6月11日
本棚登録日 : 2021年6月11日

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