羅生門の下人も、鼻の内供も、内供を笑う者たちも、煙管の斉広も、芋粥の五位も、ただの物語の登場人物ではなく、私達人間そのものである。
人間の孤独さ、侘びしさ、なんのために生きているのか…というものを鋭くシニカルに描いていて面白かった。
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- 感想投稿日 : 2021年6月11日
- 読了日 : 2021年6月11日
- 本棚登録日 : 2021年6月11日
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