探偵ガリレオ (文春文庫 ひ 13-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2002年2月10日発売)
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本棚登録 : 33952
感想 : 2507
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購入して「未読のまま」長年本棚にあったうちの1冊。
「旧い本を、ちゃんと1回読んでから断捨離しよう」計画の一環として。
(うちのは2007年 第33刷)

第5章の「離脱る ぬける」は既視感あり。
短編集に載っていたのか、テレビドラマで観たのかわからないが。

解説が佐野史郎氏で、何故?と思ったら、東野圭吾氏が佐野史郎氏をイメージして湯川学を書いたそうだ。
後年のテレビドラマ化されたシリーズは私も観ているが、もし福山雅治氏ではなく佐野史郎氏だったらどうだったのかは、あまりにも福山氏の湯川が脳内にすり込まれてしまっている以上想像できない。
しかしそれはさておき、原作である本書を読むと、湯川は全然あんな感じ(福山氏演じる湯川)じゃなかったのだなと知ることになった。
刑事の草薙とはお互いに信頼しあっている親友(対等)だし、ドラマよりもっと「普通の人」っぽくて、私はこの原作の湯川の方が好きだ。

ただ、今までにもガリレオシリーズの原作も読み、福山氏演じる映像も観ているが、その原作を読んだ時にどう感じていたのかは、その作品のレビューを読み返してみないことには、覚えてはいないのだが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・物語 (時代小説はこちら)
感想投稿日 : 2024年4月29日
読了日 : 2024年4月29日
本棚登録日 : 2024年4月29日

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