署長はいつも寝ぼけているが、署長が就任している間は事件が起こらない、つまり、リスク管理がきちんと出来ているが、周りからは「寝ぼけているだけ」と評価されてしまう、という考えの例として、この本が挙げられていました。
気になったので読んでみましたが、戦後の日本の時代背景を反映した小説でした。署長の考え方は素敵だと思いますが、少し理想的で(ストイックすぎる部分があります)、その様な謙虚な生き方をしていては、通常署長にはなれないし、苦しい事に耐えるばかりでモチベーションが続かないと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月8日
- 読了日 : 2019年2月8日
- 本棚登録日 : 2019年1月29日
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