(図書館)
鼠シリーズにおいても2作目。
大学を出て社会人になった僕(24歳)と鼠の物語が交互に語られる。
ルーティンで働く僕は僕でこんな人生でいいのか悩み、大学中退以降社会からドロップアウトしたままで25になった鼠も同じように感じている。
大学生の頃に夢中になったピンボール台に急に会いたくなる、というのがタイトルのエピソードである。そして再開した彼女(ピンボール台=学生時代の自分)に別れを告げる。
好むと好まざるとに関わらず、人生を歩み続けるしかないのだ。
まぁ、若い頃にありがちな悩み……。
とはいえ答えがあるものではないので、今の春樹氏がどう考えるかはちょっと興味があるなぁ。
あと、双子は実在しているの?これは僕の作り話(妄想)かなーって感じた。(実在だとちょっと有り得なさ過ぎて恥ずかしくなる。)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年11月4日
- 読了日 : 2023年11月4日
- 本棚登録日 : 2023年11月4日
みんなの感想をみる