読みにくそうなテーマなので手を出せずにいたけど、読んでみたらすごく好きな雰囲気の本でした。暗くて、生臭い。
孤独だった者同士の依存と愛。現在から過去をさかのぼって書いてあり、読み終わったあとにはまた最初から読みたくなる。花と淳悟の関係が素敵だと思ってしまった。骨になっても一緒に居たいと思えるのはうらやましい。二人が出会ったころの話もよかった。花が人殺しをするシーンは頭の中に映像が鮮明に浮かんでトラウマになる。淳悟が消えてから、二人はどうなったのかまったく予想がつかない。まだ終わっていない気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内の小説
- 感想投稿日 : 2014年2月13日
- 読了日 : 2014年2月13日
- 本棚登録日 : 2014年2月13日
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