学生時代、小林秀雄という批評家は権威の象徴であった。その格調高く示唆に富んだ文体に陶酔もしたが反発もした。結論の出ないまま関係が途絶して数十年。最近、彼の文章が大学入試に初めて登場した、というニュースを聞いて読み返した。頭の中で何かがまた回りだした、そういう印象だった。そして彼の文章が自分の血や肉になっていることを再認識。再評価されるべき。
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- 感想投稿日 : 2016年12月20日
- 読了日 : 2016年12月19日
- 本棚登録日 : 2016年12月19日
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