じんわり。シュールな笑いもありつつ、のんびり観ました。
オダギリジョーさん演じる友哉と、三浦友和さん演じる福原さんが東京の街をだらだら喋りながらひたすら散歩するの、ずっと見ていたくなりました。
福原さんは妻を殺害していて、警視庁へ自首しに行くための、つかの間の散歩。終わりが見えている散歩。切ない。
福原さんがかなり振り回すので、最初は何この人…みたいに思ってた友哉が、だんだんと慕っていく感じも切なかったし、友和さん・オダギリさんと、小泉今日子さんと吉高由里子さんで擬似家族になっててはしゃいでるのも切なかったです。
オヤジ、って呼ぶのも呼ばれるのも嬉しそうだった。
亡き王女のためのパヴァーヌがかかるタイミング。。
呆気なく別れはくるし。「一緒にいたいと思った人が必ず消えちゃう性分なんで」
福原さんの妻の同僚の岩松了さんとふせえりさんと松重豊さんの空気感も笑います。結局、福原さんち行ってないっぽい。
小ネタも面白かったです。ババア!って暴れまくってたの良純さん…。
麻生久美子さんが交通課のお巡りさん!と思ってたら友情出演の三日月さんだった。嬉しい。
わたしも岸部一徳さんに街で会いたいです。良いことあるのかなぁ。。
原作あるようなので読みたくなりました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2021年6月6日
- 読了日 : 2021年6月6日
- 本棚登録日 : 2021年6月6日
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