ハンナアーレントの著作が難しすぎて断片的に共感できるところだけ読んでいた私にとっては、わかりやすくまとめられた上、著者の視点や考察、逡巡も感じられ読みやすかった。それでも理解しながら読み進めると時間がかかる。
アーレントの映画は見たけど人間の条件に挫折した自分はここからもう一度読もうと決意…
労働、仕事、活動の違いもありがたく拝読。
活動を重視するアーレントには共感しつつ、公共の概念がピンとこない自分にとって日本における「おほやけ」の考察など、うなりながら理解を深めました。
カントの共通感覚や観客の視点など、現代社会や芸術への応用?援用?もなるほどと納得。さて次は何にトライしてみようか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年2月13日
- 読了日 : 2020年2月13日
- 本棚登録日 : 2020年2月13日
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