仲正昌樹のおすすめランキング

プロフィール

哲学者、金沢大学法学類教授。
1963年、広島県呉市に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科地域文化専攻研究博士課程修了(学術博士)。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。難解な哲学害を分かりやすく読み解くことに定評がある。
著書に、『危機の詩学─へルダリン、存在と言語』(作品社)、『歴史と正義』(御 茶の水書房)、『今こそア ーレントを読み直す』(講談社現代新書)、『集中講義! 日本の現代思想』(N‌H‌K出版)、『ヘーゲルを越えるヘーゲル』(講談社現代新書)など多数。
訳書に、ハンナ・アーレント『完訳 カント政治哲学講義録』(明月堂書店)など多数。

「2021年 『哲学JAM[白版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

仲正昌樹のおすすめランキングのアイテム一覧

仲正昌樹のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)』や『集中講義! 日本の現代思想 ポストモダンとは何だったのか (NHKブックス)』や『悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書 549)』など仲正昌樹の全208作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)

930
3.83
仲正昌樹 2009年5月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ハンナ・アーレントの思想を、彼女の著作を軸に、現代にひきつけた問いから整理した書。少ない文章量の中で鋭くまとまっていて、読み応えがあった。 今回とくに面... もっと読む

集中講義! 日本の現代思想 ポストモダンとは何だったのか (NHKブックス)

566
3.82
仲正昌樹 2006年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

21世紀も間近になった頃に大学入学、研究を本格的にはじめたのは2000年代後半というな私は、日々「なんでこんなことになっちゃってるの!?」と叫びたくなるよ... もっと読む

悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書 549)

526
4.21
仲正昌樹 2018年4月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

第二次世界大戦中にドイツからアメリカへ亡命したドイツ系ユダヤ人哲学者ハンナ・アーレント。彼女が執筆した『全体主義の起原』をはじめとした著書を通して、ナチズ... もっと読む

マックス・ウェーバーを読む (講談社現代新書)

441
3.85
仲正昌樹 2014年8月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『マックス・ウェーバーを読む』というタイトルの通り、ウェーバーの主要な四つの著作を中心に解読していった本。章立ては次のようになっている。 第一章『プロテ... もっと読む

「不自由」論: 「何でも自己決定」の限界 (ちくま新書 432)

409
3.42
仲正昌樹 2003年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自己決定をおこなう「自由な主体」という発想の限界を指摘するとともに、そのことが明らかとなったポストモダン状況の中での態度決定はどのようなものであるべきかを... もっと読む

ハイデガー哲学入門──『存在と時間』を読む (講談社現代新書)

388
3.50
仲正昌樹 2015年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ハイデガーの『存在と時間』の入門的解説書です。 著者は「はじめに―ハイデガーは何故重要なのか?」で、「日本でも多々出版されてきたハイデガー入門書・解説書... もっと読む

集中講義! アメリカ現代思想 リベラリズムの冒険 (NHKブックス)

360
3.82
仲正昌樹 2008年9月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アメリカはナチスやソ連といった「自由の敵」がいたので、共産党や社会主義が根づかず、原理的に経済的な古典自由主義が憲法の原理と相まって基礎にあった。他方で、... もっと読む

現代哲学の最前線 (NHK出版新書 627)

350
3.84
仲正昌樹 2020年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトル通り現代哲学の最前線の動きをよくまとめている (と言っても専門家ではないので素人にはそう思われると いうレベルの話だが)本。5つにジャンル分け... もっと読む

日本とドイツ 二つの戦後思想 (光文社新書)

311
3.35
仲正昌樹 2005年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日独戦後思想を戦争責任や国家といった観点から比較概観している。第二次大戦後、同じ敗戦国としてその後の国家形成はしばしば比較されがちだが、もちろん類似点はあ... もっと読む

ハンナ・アーレント「人間の条件」入門講義

307
3.94
仲正昌樹 2014年5月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ハンナ・アーレント『人間の条件』の解説本。英語版とドイツ語版も参照し、訳し直しもあり、丁寧な理解が得られる。冒頭には、ハクスリー『すばらしい世界』の生命科... もっと読む

いまを生きるための思想キーワード (講談社現代新書)

291
3.42
仲正昌樹 2011年11月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「正義」や「善」といった古典的なキーワードから、「アーキテクチャ」や「イマジナリーな領域への権利」などの今どきな言葉まで収録された仲正昌樹流の用語集。最近... もっと読む

知識だけあるバカになるな!

288
3.53
仲正昌樹 2008年2月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 大学教授である著者が、人文学系の学問に興味を持った人(メインは大学1年生か)を対象に「学問への手引き」「人文学系の思考法」などの"入門の入門"を説明した... もっと読む

悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書)

246
4.31
仲正昌樹 電子書籍 2018年4月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

普段は政治を他人任せにしている、何も考えていない「大衆」は、安直な安心材料や分かりやすいイデオロギーのようなものを求める。それを与えてくれたのがナチズム。... もっと読む

人はなぜ「自由」から逃走するのか: エーリヒ・フロムとともに考える

221
4.15
仲正昌樹 2020年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フロムの『自由からの逃走』に現代社会の文脈を含ませた解説書。フロムによれば自由には2つの側面があると述べており、それは「〜からの自由」という制約からの解放... もっと読む

「分かりやすさ」の罠: アイロニカルな批評宣言 (ちくま新書 596)

218
3.54
仲正昌樹 2006年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

[ 内容 ] 「分かりやすさ」という名の思考停止が蔓延している。 知識人ですら、敵か味方かで「世界」を線引きする二項対立図式にハマり込んでいる。 悪... もっと読む

改訂版〈学問〉の取扱説明書

215
3.73
仲正昌樹 2011年4月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

・サヨク的に自分の正義で脊椎反射するバカ学生とは自分のことではないか?と読み進めるうちに反省モード。 ・著者は日本のサヨク的言論の浅さに辟易している... もっと読む

現代思想の名著30 (ちくま新書 1259)

207
3.09
仲正昌樹 2017年6月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現代思想が日本で急速に人気がなくなったわけ。構造主義・ポスト構造主義をけん引していた思想家が亡くなった後、仏でスターが現れなかった。日本の大学で第二外国語... もっと読む

いまこそハイエクに学べ: 〈戦略〉としての思想史

197
4.06
仲正昌樹 2011年8月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

仲正昌樹 「いまこそ ハイエク に学べ」 講義録形式でハイエクの思想をまとめた本。設計主義に対する批判からハイエクの自由主義を論じた点はとてもわかりやす... もっと読む

ドゥルーズ+ガタリ〈アンチ・オイディプス〉入門講義

182
4.29
仲正昌樹 2018年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

精神分析の親子の3者の関係ではなく社会まで拡大してとか「機械」とか言いたいことはわかるんだけど、でも「ここにエディプスがある」という状況を何度も経験してし... もっと読む

3・11の未来――日本・SF・創造力

178
3.52
小松左京 2011年8月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新井素子さん「東日本大震災にて」だけ読みました。子供の頃愛読していた彼女が何を書いたのか興味を持ちました。 もっと読む
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