のすりの巣 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2005年4月21日発売)
3.40
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本棚登録 : 1006
感想 : 76
4

百舌シリーズ第5弾。

探偵:大杉は拳銃・麻薬強奪事件から「ノスリのだんな」を追い、特別監察官・美希はある美人刑事をマークする。
そして徐々に2つが絡み合い巨大な陰謀が姿を現す物語。

美希が追う美人刑事は、警察内で派手な異性関係の噂があり、大杉の事件とは一見関係なさそうに見えて終盤怒涛の追い込みとなります。

読んでいて非常にハラハラする展開というよりも、絶望的な展開がきます。
でも2人の不屈の精神で犯人に徐々に追いついてきます。
このシリーズの展開の良さは相変わらずです。

ただ個人的に巨悪が来すぎて若干疲れ気味に感じてしまいました。
ただ本シリーズ好きにはやはりお勧めの作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年12月6日
読了日 : 2014年8月5日
本棚登録日 : 2015年1月30日

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