オノ・ナツメさんの短編集。
父と子、兄弟、同僚、上司と部下など男同士の関係を描いた6編。
「箱庭」が一番きれいにまとまっていたな~。
娘がアメリカ人男性と結婚した父の話。嫌いじゃないけど優しくもできない…という不器用な人だけど箱庭づくりが趣味というところからも繊細さがうかがわれる。婿さんも一生懸命でかわいい人だった。
「湖の記憶」は個人的には一番好きな話だけど、ちょっと後半説明がちになってしまっていたのが残念。前後編くらいでじっくり描くくらいがちょうどよさそうな内容。でもあえて1話で終わらせるからこういう読後感にできたのかな、という気もする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2013年2月15日
- 読了日 : 2013年2月15日
- 本棚登録日 : 2013年2月15日
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