オイラーの公式がわかる (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2013年6月21日発売)
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本棚登録 : 148
感想 : 11

会議前、京都駅地下の中型書店に立ち寄った。店員が新刊を並べていた。男性が女性に「オイラー」は売れるからと平積みを命じていた。つられて買ってしまった。けれど、これまた正解。ときどき数学が読みたくなる。物理出のはずなのだけれど、結局、電磁気の話になってついていけなくなった。けれど、逆にいうと、テイラー展開や微分・複素数の話からオイラーの公式まで、式を追いかけることができた。そのことに感動。もともと学生のときもなぜか複素解析だけは好きだったのだけれど、そのころの思いが再現された。そういえば、高校生のころ留学した先の教室には『eiπ+1=0』という式がはってあったように思う。解析学とコンピュータ数学でお世話になったMis.Engは、もっとも重要な数や文字が入った最も美しい式だと言っていた。そう言えば、上の式の覚え方だったかで、「いーの、いっぱい愛情」と書かれた本を、ずいぶん前に読んだ記憶がある。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 数学
感想投稿日 : 2014年10月1日
本棚登録日 : 2014年10月1日

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