地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2009年12月17日発売)
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本棚登録 : 709
感想 : 94
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勉強の本質を語っています。
勉強の本質を理解するには大人じゃないと無理かもしれません。


1.この本をひと言でまとめると
 斎藤式勉強法

2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
・「勉強ができる」と「頭がいい」は少し違う(p.16)
  ⇒以前から「勉強ができる」と「頭がいい」は違うと自分なりに考えていた内容を、著者も考えていていたところがよかった。(私の考え:「頭がいい」=答えのない問題や答えを誰も知らない問題に答えを出せる人)
・勉強の出発点において、この覚悟というものが非常に大事です。勉強は覚悟で決まるといってもいい。それは、頭がいい悪いということよりもはるかに大切なこと(p.24-p.25)
  ⇒勉強は本気で取り組んだかどうか、目的がはっきりしているか、何をするにしても明確な目標と本人の気持ちということに行き着く。
・文章の図化勉強法(p.94)
  ⇒わかりやすい説明、理解力を高めるのに役に立ちそう。自分に足りていない部分。
・勉強とは、「生きる力」を身につける最強のスキルである。(p.187)
  ⇒勉強とは何かという本質的な部分に結構たくさん記述があるのがよい。

3.突っ込みどころ
・著者はいまでもすべての方法を実施しているのか?
・孔子、ニーチェに入れ込みすぎ?

4.自分語り
・とにかくたくさん勉強法が書かれていて実用的。体を使った方法や勉強のヒント集までつけてくれているのでこれから勉強を始める社会人や、中高生が読んでおくべき本と思います。
自分に合った勉強法を探したいと思います。

5.類書
・「15分あれば喫茶店に入りなさい」齋藤 孝 幻冬舎 2010-09

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年12月30日
読了日 : 2011年6月24日
本棚登録日 : 2018年12月30日

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