したり顔で「実は知っている人は知っている話だけれど・・・結局ヤツらが世界の政治・経済を牛耳っているのだ」との話を聞くことが多い。この種の話題に対しては、なんて返せば良いのか未だわからない。(戯れ言としての発言ではなく、結構マジ顔で言われるので。。。)
そういう思考停止の都合のよい解釈は、荒唐無稽だと笑って済ませられればよいのだが、大体の場合は差別を正当化する根拠として持ちだされるので大変にタチが悪い。
この本は、読者の立場からするとまぁ面白くないが(著者自身も仕方なく書いている感じがありあり)、とにかく歴史学者の責任としてガツンと批判し続けて頂きたいと思う。
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- 感想投稿日 : 2014年2月3日
- 読了日 : 2014年2月1日
- 本棚登録日 : 2014年2月3日
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