司法の一端を担う立場から裁判に参加する機会があり、実際の裁判において裁判官や検察官と被告の間での珍問答やドラマがままみられ、基本的にそのような状況でも感情を交えずに淡々と審理が進められる。しかし思わず吹き出してしまうような場面もあり素材として刑事裁判は面白い世界であることから、本書に対する期待値が高すぎたが、本書は裁判官の言葉のみにスポットが当てられており、その言葉の背景や裁判内容に対する言及があまりないことから、法廷の臨場感を感じられずに面白いと感じられなかった。
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- 感想投稿日 : 2024年2月28日
- 読了日 : 2024年2月28日
- 本棚登録日 : 2024年2月26日
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