うれし、たのし、ウミウシ。 (岩波科学ライブラリー)

著者 :
  • 岩波書店 (2015年7月16日発売)
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感想 : 11
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数千を超える多数の種類、様々な形と華麗で奇抜な彩色で知られる雌雄同体生物ウミウシ。しかし彼(彼女)らは人間が想像もつかないような繁殖戦略に命を燃やしていた──!? ウミウシを中心としてたくましく生きる海の生物たち、行動生物学者たちの生態に迫り、さらには博物館のあり方にも迫るエッセイ。

これもちょっと理由あってウミウシについて知りたいと思って図書館で借りた本。全部がウミウシのことについてではなくラッコとかペンギンとかシーラカンスとかサンゴとか臨界実習とか水族館・博物館とか話題がいろいろと広くて、海や海の生物についても知識を深めたかったので結局全部読んでしまいましたね。全然知らない世界だったので面白かったです。行動生物学ということで筆者の方もダイビングしたり、シーラカンス研究者の方の冒険心や野心がすごいなと感じました。こういう学者さん尊敬出来る。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2018年4月9日
読了日 : 2018年4月7日
本棚登録日 : 2018年4月9日

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