怪談実話系/魔 書き下ろし文芸競作集 (文庫ダ・ヴィンチ)

  • メディアファクトリー (2013年2月22日発売)
3.25
  • (2)
  • (2)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 56
感想 : 9

[p. 166 以降]

読了。持ち歩いて隙間時間に 1 編ずつ読むのにちょうどよい本でした。カバーを確認したところ、2013 年の刊行で、この本がシリーズの 9 巻目だったとのこと。最終的に何巻出たんだろう。

--

[pp. 117-165]

朱雀門出「その夢を最後まで見たらどうなっていたと思う?」 大阪弁(おそらく)による軽い調子の会話が続くなかで、どんどん血なまぐさい話が展開していく。導かれる夢の恐怖。

--

[pp. 50-116]

立原透耶「ひとり百物語 会ったことのない人」。そうか、怪談における掌編/超短編集は百物語になるのかと、今さらのように腑に落ちるなど。短い話が積み重なる。

--

[pp. 49 まで]

円城塔「誤字」。怖い、怖い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年2月25日
読了日 : 2020年6月22日
本棚登録日 : 2020年6月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする