発想力と想像力の違いをひしひしと感じた。想像力が半端じゃない。ストーリーで読んでも面白い作品だが、それ以上に小説で読むことの快感がある。文体や視点、突飛な展開など、小説ならではの醍醐味が詰まってる面白さ。描写の例えが独特で好き。章の冒頭で本の引用する演出ってあんまりしっくりきた試しがなかったんだけど初めて面白いと思った。どんな展開でも常にサッパリとした文体なところがいい。この淡々とした感じが凄く好き。想像力がすごすぎて脳内でのイメージ変換が大変だった。 咀嚼しきれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
kindle
- 感想投稿日 : 2024年2月9日
- 読了日 : 2022年2月8日
- 本棚登録日 : 2024年2月9日
みんなの感想をみる