ユーロ危機や格差、投資など人々の相反する価値がぶつかる事象を、経済学の観点から解説する。
著者によれば経済学を通じて事象を論理的に見ることは大いに役立つが、だからといって経済学の単独の論理がすべてを解決するのではないと説く。その上に人間の情念が左右する政治的な要素が加わることを言及する。
物事を解決するには正論をかざすだけでなく、複眼的な視点を持つことが肝ということだろう。
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2020年3月16日
- 読了日 : 2020年3月16日
- 本棚登録日 : 2020年3月16日
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