愛と信仰。そして変態。
ひたすら長くて最後のほうはもう最初のほうの設定も半ば忘れかけて観ていた。
主人公のユウが盗撮のプロかつクリスチャンというはちゃめちゃな設定で盗撮の道へ足を踏み入れた経緯もはちゃめちゃで、ユウはある女の子(ヨーコ)に一目惚れしちゃったけど、その女の子はユウが女装してるときにたまたま出会ったからユウがその女装の人(通称サソリ)だとは気づいていなくて、なおかつ神父である父親の再婚相手の連れ子がまさかのヨーコで…みたいな、はちゃめちゃなあらすじ。
園子温ワールド全開。おそらく園子温にしか作れない映画。
安藤サクラの怪演っぷりが凄まじい。あと古屋兎丸…出てる…なぜ…。意外と演技うまい…?
ゆらゆら帝国の曲もクセになる。
途中満島ひかりがノーカットで語る新約聖書の愛について(第一コリント13章だったかな?)の部分がこの映画の大きなテーマなのかな。
『冷たい熱帯魚』があまりにも衝撃的で刺激が強かったせいか、こちらはグロも多少あるけどライトな印象。
長いけど園子温初心者におすすめ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
邦画
- 感想投稿日 : 2019年8月31日
- 読了日 : 2019年8月31日
- 本棚登録日 : 2019年8月31日
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