R4.8.30 読了。
『「1977年に刊行された佐野洋子の名作絵本『100万回生きたねこ』に捧げる短編集。人気作家13人による短編小説や詩のアンソロジー。
著者は、江國香織、岩瀬成子、くどうなおこ、井上荒野、角田光代、町田康、今江祥智、唯野未歩子、山田詠美、綿矢りさ、川上弘美、広瀬弦、谷川俊太郎。…本書の紹介文より。』
すべて猫が出てくる話なのかと思っていましたが、そうではないお話もありました。それぞれのお話の前にこの絵本に対しての作家さんの短い文章が書かれており、これを読むのも楽しかったですね。
短編集はいろんな作家さんの千差万別な物語に触れることができるので、知らない作家さんや好きな作家さんの文章などを一冊で楽しめるのでちょっと得した気分になりますね。この本の中の物語はどの物語もだいたい20ページ程の短い文で構成されているので、とても読みやすかったです。
もし自分が100万回生きられるのとたったひとりの大好きな人と一生を一緒に生きられるとしたら、どっちの人生を選ぶのかな?と思いを巡らせてしまいますね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月30日
- 読了日 : 2022年8月30日
- 本棚登録日 : 2022年7月27日
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