アメリカ人作家が描いたドイツ軍のヒーロー像に興味があって手にとってみた。
まぁ、普通かな・・・。
とりたてて、構成が悪いわけでも、よいわけでもない。
史実にそった部分も多く、プロット上の制約があったのかもしれない。
主人公のドイツ海軍青年将校は、幾多の海戦を経てUボート艦長となり大西洋に侵攻する。
この物語は、この辺りまで読み進みすすめると構成がしっかりして読みやすい。
廃墟と化しつつあるベルリンの様子、Uボートの艦内の様子が緻密に描かれる。
巻末にあるように作家が取材を重ねた苦労が報われた内容となっている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2013年3月31日
- 読了日 : 2012年12月31日
- 本棚登録日 : 2013年3月31日
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