短編アンソロジーは、読みやすいし飽きがこなくて面白いんだなって気づきました。
知らない作家さんを知るきっかけにもなるし、知っている作家さんの思わぬ面の発見もあります。食わず嫌いが治るきっかけになります。
とはいえ、全てが好みに合うアンソロジーって滅多にないでしょうね。でもそれがアンソロジーの醍醐味と言えるかもしれません。だって、うわぁこのお話ダメだぁと思ったものが、意外と心に残ったりするもの。それが、アンソロジーを編んだ集英社編集部さんの思うつぼにはまってしまったことになるのでしょう。してやったりってね。
面白かった『苦労半官大変記』清水義範
うわぁ、ダメ……『特別料理』綾辻行人
勢いに押された『超たぬき理論』東野圭吾
安定感バツグン『回想電車』赤川次郎
『角筈にて』浅田次郎
『さよなら、キリハラさん』宮部みゆき
他にも、もやもや感やすっきり感、ゾクゾク感に哀切感……いろいろ詰まってました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学:アンソロジー
- 感想投稿日 : 2018年8月29日
- 読了日 : 2018年8月29日
- 本棚登録日 : 2018年8月29日
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