麻耶雄嵩作品を読むのはこれで5冊目…だが、本当に同一人物の作品か?と疑うほど、クセがなくスルスル読めた。(ただ慣れただけ?)
キャラクター設定も相俟って、なんだかライトノベルっぽい感じ。アニメ化したらウケそう。というか、アニメ化を前提に書かれたんじゃないか?と思ってしまうくらい。
日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞 ダブル受賞作ということだが、どうしてこれが? ……まあ、現場に残された手がかりには本物と偽物があり、どれを拾い上げるかで事件の様相が二転三転するというコンセプトが評価されたのかなあ、とは思うけれど……正直『鴉』の方が好きだなあ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2013年6月14日
- 読了日 : 2013年6月11日
- 本棚登録日 : 2013年6月14日
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