隻眼の少女 (文春文庫)

  • 1202人登録
  • 3.19評価
    • (41)
    • (145)
    • (194)
    • (73)
    • (30)
  • 183レビュー
著者 : 麻耶雄嵩
  • 文藝春秋 (2013年3月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167838461

隻眼の少女 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • この作者の本は初めて読んだ。きっと、この作者はミステリがすごく好きなんだなぁと思う。他の方の感想を読んで「後期クイーン的問題」なる言葉を知った。ミステリの問題提起的な面白さがある。

  • 以前にネタバレを見てしまった状態で読み始めたが、興味がそがれることなく読み終えた。ロジックを重きとする推理が特徴的な著者だが、いつもより冴えがないと感じてしまった。その結論付けは無理がないか?と。ミスリードを誘ったと思われる描写がほったらかしだったり、サーカスですか?と突っ込みたくなる離れ技があったり・・・とまあ、色々気になる部分はあるが、読んで損はない作品である。

  • あまりミステリーは読まないが、面白かった。

    ミステリーであるためあまり内容には触れないが、本で読む面白さを感じる構成になっており読み手への意識が非常に高い作品であると感じた。

    ミステリー好きはもちろん、そうでない方も一読されてはいかがか

  • 推理作家協会賞とミステリー大賞をダブル受賞した作品です。
    信州の山深い寒村で起こる猟奇的な殺人事件
    それを解決するためにリードするヒロインは…水干に赤い袴の隻眼の少女!
    キャラ設定が濃過ぎです(笑
    物語は二部構成になっていて、まさかの結末に唖然。。

  • 単行本が出た年のあらゆるミステリ賞で(悪の教典と同じ年?)見かけて気になっていた作品。やっとの文庫化で、読みました。
    何気に麻耶作品の長編は初めてかも…?
    見かけは派手だけど、マジメなミステリ。2代にわたってのドラマチックな展開が大好物でした。しかし、「みかげ」って名前が、某少女マンガの双子エスパー主人公を思い出して、ずっとそのイメージでしたw

  • 久々にオチが面白い(funny)な作品に出会った。話の9割は純粋に事件の奇怪さや、主人公みかげの推理力、ストーリーの展開が楽しめる。
    そして最後1割で真相が明かされたときの衝撃といったら!これは怒る人がいても無理はないと思うが、そのfunnyさに私は笑った。種田静馬… 笑。麻耶雄嵩は以前読んだ「蛍」が私的にはイマイチだったのでしばらくご無沙汰していたが、これを機会にまた他の作品を読んでみたいと思う。

  • 書店平積みで、かなり力の入った宣伝だなーと思い、購入。
    やられた。まさかそんな種明かしとは。ということで以降またネタバレ。

    長野の小さな山村で発生した殺人事件の解決に、美少女探偵御陵みかげが大活躍、と思いきや犯人はその上を行き、解決したのかと思えば18年後に再び悪夢が。宣伝文句風に枕詞を付けるとこんな感じですが、すべては巧妙に隠された偽装・ミスリードによる探偵デビュー戦だったとは。
    途中は「ふーん」、って感じでしたが、最後の最後の種明かしは一気読み。まあ、反則な気もしますけどね。

    全体的に現実感のない話だったかなー。まあ、あまりリアリティを求めるものではないのかもしれませんが、出だしから、父親殺して自殺しようとしていた、とか1985年の殺人が少女の手でそうやすやすと行われますかね?光恵さんのあとにそのまま納まるもんかなあ。動機もなあ、ないわけではないが、それでこんなに人殺す?最後も青酸カリでの自殺を許すか?こんな状況のあとで、娘の方は続けられるか?

    種馬と言いながらも、「そのころの私は静馬に夢中だったから」の言葉が本心であったのなら・・・、なんて思ったり。どうなのかなぁ?娘のデビューのために、さらに殺人を重ねるとか、もう狂気だしねぇ。

    殺人を犯した者が罰せられることなく、というのもなんとなく違和感あるし、自殺についてもなんだか軽くて。

    表紙は良くできていると思いました。まさに御陵みかげをイメージしたモデルさんですねえ。

  • 全体的なストーリー展開は、あまり好きなタイプではなかったです。
    人がどんどん殺されていくも、なかなか解決の糸口が見えないまま、意外な最後がドカンという感じ。
    でも第二部の結末は本当にびっくりさせられました。

  • 隻眼の少女探偵、御陵みかげを中心とする推理小説。麻耶雄嵩の小説は初めてだったが、他にないストーリー展開だった。 一度、事件が解決したのに18年後、再び、事件が動いたのは、なんだかちょっといただけないかなぁと感じたが、何と繋がっていたとは。素晴らしいとまではいかないが、これはこれとして良作なのではないだろうか。

  • 救いようのない真相。他の作品に比べるとアクロバティックさに欠けるように思われるが、それ故に作りの丁寧さが目立つ。再読したい。

全183件中 1 - 10件を表示

麻耶雄嵩の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
宮部 みゆき
麻耶 雄嵩
有効な右矢印 無効な右矢印

隻眼の少女 (文春文庫)に関連する談話室の質問

隻眼の少女 (文春文庫)に関連するまとめ

隻眼の少女 (文春文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

隻眼の少女 (文春文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

隻眼の少女 (文春文庫)の作品紹介

山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推理で救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版。

隻眼の少女 (文春文庫)の単行本

隻眼の少女 (文春文庫)のKindle版

ツイートする