選ばれた人のみ入れる管理された超高級住宅街での従業員と落書き事件と強い思い込みによる群像劇が厚さを感じさせない滑らかさ。白血病の小二の息子や苦痛にならない境目の代表を名乗る独裁的な老人等、出来事も個性豊か。善人の警備員の年上の彼女のお金に目が眩んだ後の大団円が嬉しい。平和に見せ掛けた後の結末が怖い。
読書状況:読み終わった
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2017年
- 感想投稿日 : 2018年10月12日
- 読了日 : 2017年6月22日
- 本棚登録日 : 2018年10月12日
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