ホーカス・ポーカス (ハヤカワ文庫 SF ウ 4-15)

  • 早川書房 (1998年4月1日発売)
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本棚登録 : 190
感想 : 13
3

読み終わるのに何日もかかってしまった
長かった
ヒロシマツモトが出てきたあたりからは面白くて一気に読めた
ヴォネガットお得意の話の寄り道が多過ぎて本に慣れるまで時間がかかる
そのせいで序盤はちょっと読むのが辛かった
あと、登場人物が多過ぎて頭悪い僕にはわけわかんなくなることが多かった笑
翻訳の問題でなく、文化や言語の違いによる問題だと思うんだけど、よく分からない言い回しもいくつか
それでも、ヴォネガット好きかつ日本人なら読んで欲しい本
少し日本人贔屓に描かれてる

ヴォネガットの小説を読むたびにアメリカひでぇな、日本良い国だなと思うんだけど、
それは日本人が歴史的敗北によって植え付けられた劣等感を抱えてるからなのかななんて思ったり
そんな日本も、現在の状況見る限りまもなくクソッタレな国になっちゃうんだろうなーなんて悲観的になるのはヴォネガットの終末観のせいだろうかね

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年1月19日
読了日 : 2013年1月19日
本棚登録日 : 2013年1月16日

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