陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2003年8月9日発売)
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本棚登録 : 3560
感想 : 317
3

鳥祭り。
シリーズの中で犯人は一番分かりやすい。が、氏の作品の醍醐味は犯人探しでなく薀蓄にある。

林羅山とハイデッガーの共通性や、儒教的要素を多分に取り込むに至った日本仏教の経緯。
鶴の恩返しやしっぺい太郎に隠された意味。
常識とは。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年1月16日
読了日 : 2015年1月16日
本棚登録日 : 2014年12月27日

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