アメリカによるアメリカ人のためのアメリカ大好き自画自賛映画。
ホワイトハウスが朝鮮人によるテロでメタメタになるけれど、アメリカは負けないのだってお話でした。
たぶんね。
これがイスラム勢力がテロとかだと現実的にヤバいと思うの。
テロ勢力を朝鮮人にしたってのは、ある意味そこなら現実的には制圧できるってアメリカ側のナメた感があるんじゃないかな。
内容は、かなりイマイチでした。
やたらと人が流血して、メカとか建物とかが爆発しまくる割には、内容が薄いB級の2時間ドラマって感じ。
国のリーダーである大統領が、ポリシーがありそうでなさそうな、育ちだけが良さげな何もできないおじさんだったのも残念…。
これほどの犠牲をもってしてでも救うだけの価値のある男って部分が少しでも描かれていれば良かったのに…。
あと、テロリストに第七艦隊を撤収させろと要求させておきながら、半島の有事に中国やロシアあたりを動かしておいて、隣国の日本を完全無視の設定にも納得ができませんでした。
これがスタンダードなアメリカ人の発想だったら困るなぁ…。
村上龍さんの『半島を出よ』じゃないけれど、朝鮮半島で何かあると日本がいろいろと大変なんですけど…。
いずれにしても、最後に政府の要人が拍手して解決を喜ぶシーンが「はぁ?」って感じでとても痛かったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2016年6月6日
- 読了日 : 2016年6月6日
- 本棚登録日 : 2016年6月6日
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