日本近代文学の名作 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2008年6月30日発売)
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感想 : 21

毎日新聞の連載。太宰治の評価でよく見かける「これが分かるのは自分だけだ」と思わせるというのは、この連載記事が発端なんだろうか。
吉本は古典≒名作を太宰治以前と定義し、その理由を「わたし自身と地続きな感じが残っている」とする。これは吉本が学生時代に太宰作品の上演許可をもらいに直接会いに行くほどの太宰ファンであったというエピソードとの繋がりを感じる。

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感想投稿日 : 2021年2月11日
読了日 : 2021年2月11日
本棚登録日 : 2021年2月11日

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