選ぶ力 (文春新書 886)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年11月30日発売)
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感想 : 49

「ナニナニの力」という表現には、正直いってうんざりしている。との冒頭文から、「人生は選べない」「人間は生まれた時から格差がある」「人生は思い通りにはならない」等々の無常観満載。人間いつか死ぬ。それを覚悟して、自分の判断で選ぶしかないと。
そして共同幻想としての健康批判。これは最大公約数的なモノはあるとは思うが、確かに流行もあるし、似非科学的なモノもある。
過剰な医療を選択しない事は可能。寝たきりで苦痛に耐えるより、80歳ぐらいでみなさん死にましょう。と言っているようにも思える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年1月2日
読了日 : 2015年1月2日
本棚登録日 : 2015年1月2日

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