いま、こころを育むとは (小学館101新書 65)

著者 :
  • 小学館 (2009年12月1日発売)
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お国言葉はこころを伝える。源氏物語を京ことばで語るとき、賢治の詩を東北の言葉で語るとき、たち現れる「こころ」。

そんなことから「語る」「聞く」「沈黙」を考察。
日本人共通に流れる想いについての日本論であり、現在の「老病死」など死生観について言及、横並び平等主義に犯され、失ってしまった教育(師弟)感なども、読みやすいが深い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会・思想
感想投稿日 : 2010年3月4日
読了日 : 2010年3月4日
本棚登録日 : 2010年3月4日

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