スパイスは必要だと思うんですが、ちょっとサド気、あえてSではなくサドって言いますけど、が強すぎるわカギロイ。。。

前巻でバチったカギロイに捕まって難儀な呪をかけられる正路。それを解くために頑張る司野。
今回も安定の師弟感。

今回めちゃくちゃ紳士な新キャラが出てきました。この作者様、紳士好きですよね。他の作品でも紳士出てくる。私も好きなので嬉しいです。

2024.5.12
76

2024年5月12日

読書状況 読み終わった [2024年5月12日]

ひーしんどい。私のドストライク作品でしたが、その分しんどい。

死との対面で見えてくる、その人の価値観や本音に揺さぶりをかけるようなお話。男尊女卑、というよりは古い結婚観、に対しての投げかけが多かったかな。一つだけいじめた側といじめられた側の再会話があって、あれはどこまで行ってもいじめた側がクズでした。

佐久間の最後の決断はどっちが正解とかじゃない。ただどちらかしか選べないからそっちを選んだだけ。純也も二者択一を迫ることを選んだだけ。
だから苦しいなぁ切ないなぁ、2人ともこの先後悔がないなんてことはない、と思いながら2人の決断が良き未来に繋がるよう願いました。

2024.5.12
75

2024年5月12日

読書状況 読み終わった [2024年5月12日]

これは多分10年単位で昔に行った旅行の話なのだろう。その熟成がいい味わいを出している、と感じました。

時間の経過とともに美化された部分や、時間が経ったからこそ思い出された細分、そして気づきがあってこの作品になったのだと思う。

こんなバトラーのいるホテルに泊まってみたい!
そしてわたしもまたロンドン行きたいな

2024.5.10
74

2024年5月10日

読書状況 読み終わった [2024年5月10日]
カテゴリ エッセイ

耽美と、いい塩梅のSMと、鳥肌モノの甘ったるさ、の境目は何なのだろう。。。
主人公2人のやりとりに胃もたれしてしまった。。。
スパイスが足りないのか?

2024.5.7
73

2024年5月7日

読書状況 読み終わった [2024年5月7日]
カテゴリ ファンタジー

レーエンデ国物語の作者のデビュー作が新装されたようなので手に取りました。
顔を隠した語り部が年に一度冬至の日に、魔物が住む18の国にまつわる話をする、という設定なんだけど、世界観がよくできてる。
美しく残酷で物悲しい、でもそこに強い意志がある、というレーエンデの世界観に近しい印象を受けました。

が、一つ残念なのは誰が誰か進んでは戻り、をしないとわからなくなってしまう。仮面被ってるわ性別詐称もあるわ、でかなりややこしかったので、ネタバレ相関図が欲しいです

2024.5.6
72

2024年5月6日

読書状況 読み終わった [2024年5月6日]
カテゴリ ファンタジー

今週末に観に行く朗読劇の予習として読みましたが、始まりに比べだいぶと読みやすく面白かったです。
ガウェインとランスロットの友情、アーサー王の苦悩と自分の気持ちと相反する行動や葛藤が人間らしくて好きでした。

2024.5.6
71

2024年5月6日

読書状況 読み終わった [2024年5月6日]
カテゴリ ファンタジー

吸血鬼、ヴァンパイアってなると
鷹央じゃなくてもワクワクするよなぁ、

2024.5.5
70

2024年5月5日

読書状況 読み終わった [2024年5月5日]
カテゴリ 医療

震災に遭った、そこは共通項なのにみんな抱えている思いや傷は異なる。
一括りにはできない。一人一人そこには違う人生がある。
そんなことをしっかり丁寧に、感情に踏み込みすぎず、でも伝わるように、という作品でした。

2024.5.4
69

2024年5月4日

読書状況 読み終わった [2024年5月4日]
タグ

バディものかBLものか、どっちに向かうのかなぁ。←どっちでも楽しめます。

2024.5.4
68

2024年5月4日

読書状況 読み終わった [2024年5月4日]
カテゴリ ファンタジー

中途半端なゴシック感は否めないがキャラ立ちしていてサクサク読めた。
舞台も東京以外に最も簡単に飛べるようなのでゴシック感が今後強まるといいな

2024.5.3
67

2024年5月3日

読書状況 読み終わった [2024年5月3日]
カテゴリ ファンタジー

今度アーサー王絡みの朗読劇に行くので、予備知識を詰め込む。読みづらさはあったけどそれぞれの物語はそれなりに面白かった。

個人的にはガウェインが好きだなぁ

2024.5.2
66

2024年5月3日

読書状況 読み終わった [2024年5月3日]
カテゴリ ファンタジー

今回もすごく面白かった!他の作品を読んでから戻ってくるとこの安定の面白さに安堵を覚える。

李白の出番が多めなのが良き。この作品の中で1番バランス感覚のあり、頭も体力も性格もいい奴なので李白が多く出ると物語が健全に進む笑
雀の正体というか、過去がいよいよ明らかになる!薄ら漂ってはいたが、ちゃんと練り込まれてるわぁ。
雀さんと馬良は意外といい夫婦かもしれない。

壬氏様と猫猫の絡み、今回は多めでしたね。(*⁰▿⁰*)
我慢している壬氏様、本当愛いです。
猫猫もがばーっと行かないのが良いです。

いろんな人の過去がオープンになった西都編も終わり。いろんなキャラの背景がオープンになったと同時に新しいキャラも増えるから抜かりがないなぁ。

2024.4.29
65

2024年4月29日

めずらしく、しをんさんのエッセイにしては珍しくあまりハマらなかったのは、オタネタが少なかったからだろうか。脳内からダダ漏れするあれがすくなかったからだろうか?

2024.4.29
64

2024年4月29日

読書状況 読み終わった [2024年4月29日]
カテゴリ エッセイ
タグ

色々ハッピーエンドを残していきました、という巻。

惣次の過去編が良かった。
彼なりに考えて気付いた流れがよく伝わった。

賢輔は40歳になってたとは!
とても驚いた。

2024.4.27
63

2024年4月27日

読書状況 読み終わった [2024年4月27日]
カテゴリ 時代物

玲子と久江、隠と陽のような、いや、動と静か、のような2人がそれぞれの角度で事件に歩み寄っていく。今までの姫川シリーズとは違う安定感と高揚感がありました。

監禁された人、殺された人、被害者、時代の寵児の苦悩、今回のストーリーはそれぞれのキャラがよく出ていて良かった。

あとは事件の背景も心苦しいのだが、恋する人間としての玲子の葛藤が良かったんです。

だんだんわかってくる、諒太と今までの彼女の人生を彩る男たちとの軽やかさの違いと良さ。

2024.4.26
62

2024年4月26日

読書状況 読み終わった [2024年4月26日]

世界観がしっかりしたファンタジー。YA向けなので読みやすく、残酷さが薄く優しさよりのファンタジーでした。3部作のようなので次も読む。

2024.4.21
61

2024年4月22日

読書状況 読み終わった [2024年4月22日]
カテゴリ ファンタジー

犯人が途中でわかって、それでも最後にもうヒト落ちあるのがこの作家様の特徴で、今回もそれでした。

不破検事のメンタルだけでなく体も不屈というのが今回わかりましたね。能面っていうのはほんと言い得て妙。

2024.4.20
60

2024年4月20日

読書状況 読み終わった [2024年4月20日]
カテゴリ 警察

壬氏様が足りない。。。って言っていられないくらいシリアス回でした。
そりゃ蝗害に食糧難、戦の匂いとなればシリアスになってどうぜんか。読み応えがありました。

今回は陸孫の過去に日の目が当たる。
前巻くらいからもしかして。。。な匂いあったけど、しっかり回収、ヘビーな形で。

出生にやましきところがある人は、他人の出生も疑うのかしら?

それにしても読者に壬氏様を補給させてくれ。゚
(゚´Д`゚)゚。

2024.4.17
59

2024年4月17日

前作のアニメをきっかけに前作の原作を読みどハマりしたので、今回もアニメと両方抑えたいと思っていました。

アニメの2シーズン途中までがこの一巻に。
登場人物がみんな複数の呼び名を持ち、似たような名前も多いので私にしては珍しくゆっくりじっくり読みました。ストーリーは両方同じだけど、(アニオリは見当たらない)アニメと原作双方が双方を補うものが多いので両方楽しめます!

人が良すぎる謝憐は時にうーんってなるけど、それを全て受け止める三郎が好きなので私的には結果よし笑
続きも楽しみ!

2024.4.11
58

2024年4月11日

読書状況 読み終わった [2024年4月11日]
カテゴリ ファンタジー

図書館でたまたま見つけて手に取りました。

よく知ってる仕掛けから、なるほど、と思う仕掛けまで。でも、自分が困ったときにこういう仕掛けが思い出せるかなぁ。

外国の踊る信号は見てみたいと思いました!

2024.4.7
57

2024年4月7日

読書状況 読み終わった [2024年4月7日]
カテゴリ 雑学

私が読んだ本はこの表紙ではなかったけれど、多分中身は一緒のはず。

先日読んだ乙女の本棚の蜜柑以来、芥川龍之介をもう少し読みたい、と思って最寄り図書館にあったやつで有名どころが入ってるものを選んできました。

改めて読むと、色々発見がありました。

地獄変はかいつまんでストーリーは知っていたけどちゃんと読んだのは初めてかもしれない。猿の件とか、父親がお弟子さんたちにしてきたこととか、あれらを含めて最後の狂気にたどり着くんだな。

奉教人の死、も、あぁ、そうだった、としみじみ。

個人的に1番印象に残って好きだったのは、秋。
これも初めて読んだけれどすごく切ない、美しいけれど真実味のある作品でした。

2024.3.31
56

2024年3月31日

読書状況 読み終わった [2024年3月31日]

動物の求愛行動、と紐づけたストーリーは良かった。
ただ、肝心の2人が恋に落ちる要素がどこにあったのか。。。きっかけはどこ?そう言うものではなく本能ですか!?

2024.3.30
55

2024年3月30日

読書状況 読み終わった [2024年3月30日]

今回は甘さ控えめで蝗害などの真面目モードが多かった。
蝗害の時の猫猫、陸孫、良かったな。
あと、李白が多く出る飛頭蛮、好きでした。彼みたいなシンプルで適度に気が利く善人ってそばにいると良いなよなぁ。

それにしても壬氏様の猫猫呼び、ニヤリとしてしまった。

2023.3.29
54

2024年3月29日

読書状況 読み終わった [2024年3月29日]
カテゴリ ファンタジー

乙女の本棚3連発、3つ目。
檸檬、蜜柑、と続きました。たまたまです。
イラストレーターさんが檸檬と蜜柑、一緒なのは敢えてですよね、きっと。

鮮明さは手前で読んだ檸檬のほうがビビッドなんですが、夕暮れどきの汽車、煤、蜜柑、の色の移り変わりと、主人公の世の中を胡乱でダウナーなところから、少女の勝手な行動に気持ちが落ちきって、そこから蜜柑と少女の光景に心が彩られる移り変わりが凄く伝わってきました。

芥川龍之介、好きなんです。
この作品、知らないと思ってたんですが読んでいる途中で思い出しました。
あ、この作品、芥川龍之介だったのか、やっぱり私、好きだ、芥川、って乙女のように自分の気持ちを再確認できました。
乙女のように、は流石にこのシリーズに託けすぎました笑

2024.3.24
53

2024年3月24日

読書状況 読み終わった [2024年3月24日]
カテゴリ 絵本
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