聞いてしまうと、何がなんだろうが呪われてしまう、という都市伝説のお話。野崎さんと真琴さんが呪いと戦います。相当ピンチに陥りますが、琴子さんはでてきません。
やっぱりこの手のお話は怖い。呪いの元になる小説を、読者として読むことになってしまうので。でも、この作品では、その小説を書いた人が生きている。呪う目的で書き、実際に何人も死んでいるのに、そのことを記憶から消し、幸せに生きている。そして最後には、殺された女の子の母親に、仕返しを受ける。
本当に怖いのは、ホラー的な現象ではなく、人の心の闇のような気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2020年11月24日
- 読了日 : 2020年11月23日
- 本棚登録日 : 2020年11月23日
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