情熱のスイッチ
2013/9/6 著:齋藤孝
およそ何かを成し遂げた人、成し遂げようとしている人は、概して圧倒的なパワーを持ち合わせている。それは誰の目からも明らかな場合もあれば、マグマのように内に秘めている場合もある。その熱さこそが、一般的に才能と呼ばれるものの根源ではないだろうか。
本書はその熱さについて、情熱の塊のような日本人を取り上げつつ以下の6章により紹介している。
①緊張感を持って、攻める
②自分を信じてアウェーに挑む
③失敗なくして前進なし
④変える勇気、変えない勇気
⑤妥協なき魂で、つきぬける
⑥いくつになっても芸に遊ぶ
熱い男になりたい。熱い男であり続けたい。
瞬間の熱い男ではなく、無限に感じるエネルギーで自分を高め相手を高め、周りを高め続ける存在でありたい。
しかし、それは難しい。瞬間でも難しい。そしてそうあり続けるのはもっと難しい。本書で取り上げられているそんな情熱の塊の日本人の紹介においても知っている偉人もおれば初見の偉人もいる。
共通することはやはり、熱い、熱さこそ違えど熱くて熱くてたまらない。大きな刺激をいただいた。
自分なりの熱さを追及する良いきっかけにもなりそうである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
心・身体・健康
- 感想投稿日 : 2018年10月24日
- 読了日 : 2018年10月24日
- 本棚登録日 : 2018年10月24日
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