竜の学校は山の上 九井諒子作品集

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  • イースト・プレス (2011年3月30日発売)
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感想 : 229

ファンタジーでありながら、シリアス。「ダンジョン飯面白かったから他の作品も読んでみよー!」ってノリで読み始めたので面食らった。現実の社会問題にも通じるものがあると思う。

人の数だけ善悪があって、好き嫌いがあって、そして損得がある。

どの短編も、最後に救いを残してくれていたので読後感は穏やか。

私は特に勇者と魔王に関する前半のお話が好き。勇者と、魔王の妻になった王女が特別印象に残ったなぁ。2人は、どんな選択肢を選んでいれば良かったのかなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年1月8日
読了日 : 2019年1月8日
本棚登録日 : 2019年1月8日

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