復讐の血 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社 (2016年12月3日発売)
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本棚登録 : 122
感想 : 10
4

安倍首相への復讐。構想は、面白いと思う。
中国では、発禁になる小説かもしれない。
安倍首相の野党の時だけども、「謝罪」をどう取るのか?
と言うのは、かなり苦しいけど、切り口は面白い。
ケーススタディなんだね。

矢吹の子供の頃の 虐待をされていた。
福島が、起点となる。
福島の人たちは、「棄民」とされている。
それが、復讐のバネとなる。
株式を使って、いかに 収益を上げ、ターゲットとするのか?
スキャンダルで、暴落させるほど、安易ではないな。
もっと、大きな動きの中で、動いている。

両親を殺し、経済ヤクザを殺し、審議官を殺す。
ふーむ。血塗られた復讐。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 金融/銀行
感想投稿日 : 2019年2月25日
読了日 : 2019年2月25日
本棚登録日 : 2019年2月25日

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