落ちこぼれた高校生(マサル;金子賢とシンジ;安藤政信)
シンジのボクサーになっていく過程を描く
なぜボクサーになったのかと
いうことが不鮮明であるが、素質があった。
ボクサーに対する「教育の方法」が面白い。
ヤクザの世界に対する批判・・親近感を持って
教師たちの腐敗
会社に対する批判
批判精神に満ちているが、そこを切り開いていく力がない。
どうしたらいいのだろうか?
北野武が追い求めている世界は、
「清冽な風景に存在感のある人間」
この映画を見ながら、
デジタルキッズという言葉が浮かんだ。
一生懸命がんばるが、「ねばねば」していない。
サラリとしている。
明確な理由がないが、あきらめも早い。
「一生懸命がんばる」という言葉があっても、
「辛抱」「根性」という言葉が似合わない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
青春/恋愛
- 感想投稿日 : 2013年10月22日
- 読了日 : 2013年10月22日
- 本棚登録日 : 2013年10月22日
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