新装版 坂の上の雲 (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-78)

著者 :
  • 文藝春秋 (1999年1月10日発売)
3.96
  • (641)
  • (570)
  • (647)
  • (22)
  • (6)
本棚登録 : 6113
感想 : 314
4

国家存亡を背負う要人

軍は児玉源太郎、経済界は渋沢栄一。

・2人が涙を流して覚悟を決めるシーンが印象的。
本当はそんなイチカバチカの橋を渡るべかざるなのだが、渡らないとロシアの帝国主義に喰われる中、自らの手で事を成し遂げる精神に感服。

・一兵卒になってでも最後は戦うという気概。渋沢栄一のセリフ。
なお児玉さんは大将?中将?ながら現場の指揮官(本当はもっと下の役職が担う)に立候補し勤めた。さすがです。

・なんだかんだ数的優位
戦闘では数的優位をつくる。ランチェスター

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・エッセイ
感想投稿日 : 2023年1月17日
読了日 : 2023年1月17日
本棚登録日 : 2022年12月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする