新装版 坂の上の雲 (3) (文春文庫)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 文藝春秋 (1999年1月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105785

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新装版 坂の上の雲 (3) (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 日露戦争開始。広瀬戦死。

  • 本日、読み終えた。
    2017・5・12。

  • 2017.03.21読了。

  • 日露戦争に突入。
    両国の国民性や軍人たちを個性豊かに描き、且つまるでドキュメンタリーのように戦いの様子が臨場感と緊張感をもって綴られている。
    この作品に巡り会ったおかげで遠い過去に起こった日露戦争という出来事が、その背景から経過、結果まで完全に記憶に留まることになりました。学生時代の歴史の勉強が年表と人名の暗記ではなく、こんな内容だったならよかったのに。

  •  好古の訪欧から日露開戦へと物語は進む。そして、海軍の旅順海戦、陸軍の鴨緑江会戦・遼東上陸迄。
     そして、静かに子規逝く。

     一方、戦場になる清国、また韓国の思惑や視座が、これまでのところ、本作で描かれることは皆無。
     著者が本作全般で宣うように、露に比して日本が弱いのは史的客観的には事実だろう。が、日本の国土が戦場でない中、それだけじゃ足りないんじゃないか、という感しか残らない。

     とはいえ、著者の(昭和)陸軍への恨み骨髄節が徐々に露わに。陸軍の某将を称して「勇猛の裏にあるものは単に軽率でしかない」には、余りの辛辣さと的確さに爆笑。


     8巻中の3巻目。

  • ついに鴎外が死に、日露戦争に突入の3巻。結果はわかっていながらも日本軍の攻守にはらはらします。太平洋戦争の時と違って精神論よりも現実的な思考が功を奏しているのでしょうね。逆にロシアは2巻で語られた一部の人物による楽観で劣勢に立たされて。
    相変わらず深い取材と考察で綴られる圧倒的な内容に脱帽。

  • 日露戦争が始まる。

    戦争の細かな描写があり、だれだが何した何された、あの船がどうしたこうした。
    自分的にはそこまで細かな描写は興味ないため、斜め読み。

    そんな中で、絶対に勝てそうもない状況です。
    歴史の教科書で、日露戦争を勝ったとした学んでなかった為、ここまで力の差があったのかと愕然をした。

    長引けば負ける。
    そりゃそうだ。物の量が違うのだよ。太平洋戦争でもそうだったけど。そりゃそうだよ。

    戦争の基本は、倍以上の兵力で臨む。
    ナポレオンも信長もそうだったと。
    それが、日露戦争で勝てちゃったから、また勝てるんじゃないって太平洋戦争へ。奇跡は二回も三回も続きません。
    信長は、桶狭間は少人数で買ったけど、その後は、兵力を大量に投入したそうな。

    さてさて、どうしたら日露戦争を勝っちゃうのか。
    続きを読みましょう。

  • この巻からいよいよ日露戦争に突入。しかし、ヒロイズムのあり方に違和感も感じる。日本軍の将官や参謀たちが、いかに天才で人々の尊崇を集めていたか筆を尽くして語られるのだが、戦いの推移を追えばやたら凡ミスが多いし、蛮勇を見せているだけのこともしばしば。

    なんだろう、この作品内評価と実態の合わない感じ。オジサンの古い武勇伝を聞くような、作者が人物の逸話に対し消化不良で、客観性をもって再構築されていないような。そもそも、彼らを天才的ヒーローとして描く物語上の必然性があっただろうか。う〜む。

  • 日清戦争に勝利したのもつかの間、ロシアの南下政策が日本に影響を及ぼし始める。そんななか、子規が病没。やがて、恐れていたロシアとの戦いの火ぶたが切られ、秋山兄弟は再び戦地に赴く。

    主人公のひとりである子規が3巻目にして早くも亡くなってしまった。壮絶な闘病生活の描写が痛々しい。日露戦争、旅順、満州など、おぼろげにしか知らなかった言葉が理解できるようになった。

  • 日露戦争
    旅順,九連城,金州,大連

  • 子規の死。
    そして、日露戦争開戦。

    人の心の熱量が伝わってくるストーリーにぐいぐい引き込まれます。
    いずれ敵同士になる諸外国の方々との交流の場面も相変わらず興味深いです。

    ページを繰る手がとまらなくなる、熱い展開が続きます。

  • いよいよこれから!

    負ける国では、上層部の政治的な抗争で一枚岩じゃないのが感じられた。

    日本は、何だかんだで、国のためにという意識は皆持っていたように思った。

  • これを言ってしまうと元も子もないのかもしれないけど、そもそも秋山兄弟と正岡子規を、敢えて一つの作品にまとめる必然性って、果たして何なのでしょう。そんなに交流が深かったようにも思えないし、同時代を生きた同郷の人物っていう以上の意味合いが、正直見出せないのです。そうこうしているうちに、まだ物語の序盤だというのに、子規は早々と退場してしまったし。もっと言うと、日清戦争の描写にしても、ところどころ件の兄弟の話題も交えつつ、総合的には色んな人物を登場させながら進めざるを得ない訳で、いっそ主人公なしでも良かった気がしなくもないのです。もちろん、筆者の中でも名作の誉れ高いだけはあって、物語そのものは面白いと思うのですが。これから先の展開についても、そこまでワクワクしない自分がいるのも、これまた事実なのであります。

  • 早くも正岡子規没。主人公の一人なのに。闘病の苦しみと歌の革新にかける情熱の描写が凄まじい。
    そして日露戦争突入。ほのぼのとした2巻までとはまるで違う小説。簡単に数百人が死ぬ。真之の友人も敵将もあっさり死ぬ。子規の死の描写とは対照的。
    8巻もあるのにまだ3巻。これからずっと戦争か。面白いが辛い読書になるだろう。

  • うーむ、確かに日露戦争は自衛戦争であったと読めなくもない…のか!?万策尽くしても追い込まれた日露戦争、自ら暴走、孤立していった太平洋戦争、過程の違いを書いているだけで、悲惨で自滅的戦争であったことに違いはないように捉えられると思う、けど。司馬氏の太平洋戦争感のインタビュー見ているので贔屓目すぎるかな?

  • 日露戦争が始まった
    好古は陸軍の騎兵旅団として参戦
    真之は海軍の参謀として参戦
    正岡子規は東京で病死

    窮鼠猫を噛む
    日本がロシアに戦争をしかけたのはまさにそんな状況だったらしい。物資の圧倒的な差がよく表現されている

  • 【読書その105】気がついたら今年2015年も読書冊数が100冊突破。最近のマイブームは坂の上の雲。本当に恥ずかしながら初めて読む。3巻目の本書では、正岡子規の死去に涙。

  • 第3巻。日清戦争に勝利したものの、三国干渉などロシアの南下の脅威が高まり、ついに日露戦争に至る。この間、敵の敵である英国との同盟を成功させたり、膨大な費用をかけて海軍の船を増やしたり、と日本は国力増強に力を注ぐ。一方で窮乏生活を強いられた国民が、それでも開戦を強烈に支持していたというのは、日本人の国民性のあらわれかもしれない。

  • 名将たちのリーダーシップと、様々な人物の死に様の壮絶さが印象的だった。戦争は何が起こるか分からない。

  • 子規が死ぬ。
    日露戦争始まる。

    閉塞の実施計画のところで、
    志願者のなかから、もっとも肉親の係累の少ないものという基準で選ばれた…ってところ。
    なんだかせつない。

  • 正岡子規、早々と退場。日露戦争勃発。旅順艦隊を引き摺り出そうとする連合艦隊の苦悩。

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新装版 坂の上の雲 (3) (文春文庫)の作品紹介

日清戦争から十年-じりじりと南下する巨大な軍事国家ロシアの脅威に、日本は恐れおののいた。「戦争はありえない。なぜならば私が欲しないから」とロシア皇帝ニコライ二世はいった。しかし、両国の激突はもはや避けえない。病の床で数々の偉業をなしとげた正岡子規は戦争の足音を聞きつつ燃えつきるようにして、逝った。

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