20世紀少年 (12) (ビッグコミックス)

  • 小学館 (2003年3月29日発売)
3.56
  • (91)
  • (81)
  • (285)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 1440
感想 : 41
4

マルオは、国民的歌手の春波夫のマネジャーとして働きながら、密かにケンヂの意志を引き継ぎ、“ともだち”を襲撃するチャンスをうかがっていました。

一方オッチョたちは、山根の足跡をたどり、小学校の理科室を訪れます。そこで彼を待っていたのは、山根と“ともだち”でした。2人は小学校時代、ケンヂの“よげんの書”に対抗して“しんよげんの書”を書いた仲でした。しかし“ともだち”と決別した山根は、とつぜん“ともだち”に向けて銃の引き金を引きます。息を止めた“ともだち”のお面を外したオッチョは、“ともだち”がフクベエだったことを知ることになります。

とりあえず“ともだち”の正体が明らかになり、物語としてはそろそろ一段落つきそうな気配です。ずっと「引き」が続いてもやもやしていた気分も晴れて、次巻以降のカンナたちの戦いが楽しみになってきました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青年コミック
感想投稿日 : 2017年7月1日
読了日 : -
本棚登録日 : 2017年7月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする